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2008

1230
おっすオラ暁虎。今日は俺が姉ちゃんの日記をジャックします。
知らない人に説明しとくと、アレです。俺 姉ちゃんの義弟です。以後よろしく。いやもうあんまり来ないと思うけど!怒られるし。
年の瀬は、姉ちゃんがまた出てくるかもしれません。挨拶がてら。
但し、笑ってはいけない を集中して見ちゃってたら来ないと思います!皆さん 良いお年をね!  姉ちゃん口調の真似。

あとは俺からの、姉ちゃんのクリスマス後の様子をレポートしたいと思います。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

!Coution!
今回も変わらず背後自己満足世界で御座います。
義弟的なモノの口調ですのでさらに痛さup!長さもup!
苦手な方は、ブラウザバック等でお戻りくださいね。

クリスマスプレゼント、本当に有難うございました。 
 


 
 
 
 
 

 
俺の姉ちゃんは、昔っからあんまり表情を表に出さないというか出せねー人だったんですけど、日本に来て なにやら嬉しそうなことが多くなってから 大変解りやすくなりました。
クリスマスも終わった、26日の朝のこと。
いつもどおり、朝飯を強請りに俺は姉ちゃんの家を訪れました。家っつっても俺ら隣同士なんですけどね。俺が暇荘行ってない限りは。
俺は手癖がよいので、家の鍵とかあけるの割と得意です。一般技能じゃ持ってねーけどね。ってか一般技能なのこれって?
は、まあいいけど そんな感じで一応ノックはすっけど、今日もがっちゃんと軽く鍵を開けます。
「ねーちゃん、早晨ー♪ 今日の朝飯はなんす がっ」
「勝手に入らないでって何回言ったら解るの、このトサカ頭は」
いつもどおり俺にスリッパが命中します。
正直痛い。割と豪腕。これ以上言ったら怒られるのでやめときます。
でも、そんなことを言いながら 飯を出してくれるあたり、やっさしーなあと思います。髪型をレポートしておくと、今日は大き目のシュシュで髪の毛ひとまとめでした。
食卓につくと、まず卓の上の薔薇のアレンジメントに目を奪われる。
贈り物でもらったモンのようで、カードも刺さったままだった。これは送り主がすぐ解る。香港の、威虎兄ちゃんと、藍兄ちゃんからの連名だった。
「サンタさん来たんだ?」
「誕生日につけても、私が日本に来てまでマメよね…あの二人。」
顔がちょっとほころぶ。嬉しいときの姉ちゃんは、ちょっと饒舌になる。
「あの二人以外にもサンタさん来たのよー。見てこれ、素敵な切子でしょう?縁樹さんから頂いたの」
「おわ、めちゃめちゃキレーだな…プレゼントにこういうーなんての?食器になんの?こういうのって、センス良いよなあ」
「そうよね、羨ましいセンスだわ。…とってもきれいだし、しばらくは眺めて過ごそうと思うのよ。
それとね、寝室見える?枕元に置いているのだけど、詩集も貰ったのよ」
姉ちゃんが、顔を俺に近づけて、あっちよ、と指をさす。
「へェ、そっちもシャレてんね。それは誰、にー」
耳元の煌き。姉ちゃんは案外 ピアスホールがいっぱい空いてるので、俺の知らないピアスつけてる時もあるけどー…そう、見たことないのがキラキラしてた。普段は美味そうな蜜色の、月の形をしたピアスを大体つけてるけど。同じ月のピアスでも、今日のはまた形も、色も違った。見たことないやつだ。多分これも貰ったのかな…。話に出るのを待ってみる。
「あの詩集はね、あたし 黄色のピアスをつけてたでしょう?あれをくれた女の子よー。詩集なんて普段読まないし、あの子が選んでくれたのだと思うと、凄く嬉しいわ」
本当に嬉しそうに話しながらも、卓の上にはホットサンドが焼きあがり、傍らにはサラダとコーヒー。美味そうな匂いが立ち込めてた。デザートにヨーグルトつき。言うことねえ。
どうぞ、と言わんばかりに姉ちゃんもコーヒーを持って向かいの席に着く。テレビをつけて、それきり しばらくぼーっと画面を見つめていた。
これは、と思った。
姉ちゃんは 今惚れている相手に関して 俺に言いたがらない。香港で居たことのあった前までの相手は全然そんなことなくて、誰か決まった相手がいるときでも、余り興味なさそうにさらっと今付き合ってる人から云々、って答えてた。どうも今は勝手が違うらしい。
いっつも大事そうに仕舞ってるリボンだって、その相手サンから貰ったモンらしいんだけど なかなか言わなかった。
突っ込むと、あんたに関係ないでしょ、と恥ずかしそうに殴ってくる。それがまた楽しいんだけど。
最後の最後にはポロって言うんだけど、その相手とどういう関係なのかは、俺には言わない。それ以上聞くと、姉ちゃんも俺も泣いちゃいそうなので、それ以上は聞かない。
あ、俺が泣くのは主に姉に暴力振るわれてなんですけど。意外と豪腕。意外とバイオレント。
姉は恥ずかしくて泣いちゃいそうです。泣かせると香港の義兄達に俺が偉い目に遭わされます。
でも敢えてピアスも聞いてみた。
「で?あとは?まだあんでしょ?」
「…え?」
「サンタさん。まだ居るんじゃねェの?」
え?という顔で、姉ちゃんが俺を見る。俺は目を合わせたまま、ホットサンドを齧って、味わって、そんで飲み込む。うん、今日も美味。
「俺。 昨日まで、見たことないよ、そのピアス」
思わず五七調。
カン!と、姉ちゃんが落としたスプーンが、カップの底にあたって小気味いい音をさせた。動揺してる、動揺してる。
耳を庇うように手を当てて、ちょっと赤くなる姉ちゃん。
…わっかりやすいなあ。
「あんたには関係ないでしょ!何であたしのピアスなんてチェックしてんのよ」
「だって俺 姉ちゃんストーカーだから!嘘だけど!で、誰から貰ったんだよー!」
「だから、あんたには」
「いーじゃん!誰よ!言っちゃえ!言っちまえ!」
「…ひ、ひみつ。」
「…。解りました。解っちゃいましたよーだ」
わざとニヤニヤしてみせる。もー姉ちゃんは真っ赤っか。
お食事中は殴ってこないので、俺も安全圏です。でも泣いちゃうといけないので、そろそろ許してやります。
「…。」
「…。」
姉ちゃんはコーヒーを飲んで自分を落ち着かせる。
俺は飯を味わう。
「良かったね。」
「…うん。」
恥ずかしそうで、若干なんだか不安そうで、でも嬉しそうな。ちょっと複雑な表情で笑いながら、サンタさん、忙しそうで、少し心配なのだけどね。と、姉ちゃんは小さくつけたした。
サンタさんが誰が、とは言わないし、俺もそれ以上は聞かない。今なら聞けそうだけど、俺も怪我して年越しはしたくないからね!
かくして無事 怪我もせず 当たり障りない程度でいろんな突込みと食事を終えた俺は、その後 大掃除を始めた姉にハタキで叩かれながら部屋を退出したのでありました。

以上、解り易くなってしまった姉の様子のレポートでした。

 
 
 
 
 


予想以上に暁虎がでしゃばりましたが(笑)
改めましてプレゼント、有難うございました!またお手紙などしたいと考えておりますー。多分 大晦日は暇 な はず。掃除してないけど!(orz)
朝朔の口では語りそうにもなかったので、こういう形をとってみました。シャイだから彼女。(笑)
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HN:
片久瀬 朝朔
性別:
女性
職業:
学生
自己紹介:
こちらは【TW2:シルバーレイン】におけるキャラクターのブログです。
シルバーレインを御存知ない方には何の面白味も無いかと思われますので(笑)お引き返しなさることをお勧め致します。

めせ
levia_sareth4771あっとまーくほとめる.こむ
(大体オフラインで見てます。呼ばれると飛び出ます。)

*上記使用画像は、株式会社トミーウォーカーの運営する『シルバーレイン』の世界観を元に、株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。 イラストの使用権は片久瀬背後に、著作権は総裕絵師さまに、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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